💻 Claude Code入門 | 📖 7分

MCPサーバーでClaude Codeを拡張する

MCP(Model Context Protocol)とは

MCP(Model Context Protocol)は、AIモデルが外部のツールやデータソースに安全にアクセスするための標準プロトコルです。Anthropic社が提唱し、オープンな仕様として公開されています。Claude CodeはMCPをサポートしており、MCPサーバーを接続することで標準では使えない追加機能を利用できるようになります。

MCPの仕組み

MCPは「クライアント-サーバー」モデルで動作します。

  • MCPクライアント: Claude Code(AIアシスタント側)
  • MCPサーバー: 特定の機能を提供するプログラム(ツール提供側)

Claude Codeが「Webを検索したい」「データベースを操作したい」と判断すると、対応するMCPサーバーにリクエストを送り、結果を受け取ります。

MCPサーバーの設定方法

MCPサーバーは claude mcp add コマンドで追加します(注: claude_desktop_config.json はClaude Desktopアプリ用であり、Claude Codeとは別です)。

# filesystemサーバーを追加
claude mcp add filesystem -- npx -y @modelcontextprotocol/server-filesystem /path/to/allowed/directory

# githubサーバーを追加(環境変数付き)
claude mcp add github -e GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN=ghp_xxxx -- npx -y @modelcontextprotocol/server-github

# 追加済みMCPサーバーの一覧を確認
claude mcp list

# MCPサーバーを削除
claude mcp remove サーバー名

代表的なMCPサーバー

MCPサーバー機能用途の例
server-filesystemファイルシステムへの拡張アクセスプロジェクト外のファイルを安全に操作
server-githubGitHub API連携Issue管理、PR操作、リポジトリ情報取得
server-postgresPostgreSQLデータベース操作データベースのクエリ、スキーマ確認
server-sqliteSQLiteデータベース操作ローカルDBの読み書き
server-fetchWeb取得Webページの内容を取得・分析
server-puppeteerブラウザ自動操作Webスクレイピング、E2Eテスト
server-slackSlack連携メッセージ送信、チャンネル情報取得

MCPサーバーの追加手順

# 1. ターミナルでclaude mcp addコマンドを実行
claude mcp add github -e GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN=ghp_xxxx -- npx -y @modelcontextprotocol/server-github

# 2. 追加されたことを確認
claude mcp list

# 3. Claude Codeを起動して利用
claude

MCPを活用した実践例

例1: GitHubのIssueを確認して対応

> GitHubリポジトリの未対応Issueを一覧表示して、
  優先度の高いものから対応してください

例2: データベースを確認しながら開発

> PostgreSQLのusersテーブルのスキーマを確認して、
  それに合うAPIエンドポイントを作成してください

MCPの注意点

  • セキュリティ: APIトークンなどの認証情報は環境変数で管理し、設定ファイルに直接書かない
  • 信頼性: 公式または信頼できるソースからのMCPサーバーのみを使用する
  • パフォーマンス: 多数のMCPサーバーを同時に起動すると、メモリ使用量が増加する
  • アップデート: MCPサーバーは定期的に更新して最新の機能とセキュリティ修正を適用する
💡 キーポイント: MCPサーバーはClaude Codeの能力を大幅に拡張する仕組みです。GitHub連携、データベース操作、Web取得など、開発に必要な外部サービスとの統合が可能になります。まずは公式のMCPサーバー一覧(github.com/modelcontextprotocol/servers)を確認して、自分のワークフローに合うものを試してみましょう。