🤖 AI基礎・Claude入門 | 📖 10分

画面の見方と基本操作

はじめに ― Claudeの画面構成を理解する

アカウント作成が完了したら、次はClaudeの画面構成と基本操作をマスターしましょう。どのボタンが何をするのか、便利な機能はどこにあるのかを理解するだけで、Claudeの活用効率が大幅にアップします。

メイン画面の構成

Claudeの画面は大きく4つのエリアに分かれています。

エリア場所機能
① サイドバー左側会話履歴、Projects、設定へのアクセス
② チャットエリア中央AIとの会話が表示される
③ 入力エリア下部メッセージの入力、ファイル添付
④ ヘッダー上部モデル選択、新規会話ボタン

① サイドバー詳細

会話履歴

サイドバーには過去の会話がリスト表示されます。Claudeは自動的に会話にタイトルをつけてくれます。

📖 会話の管理操作

会話の検索:上部の検索バーで過去の会話をキーワード検索

会話名の変更:会話タイトルにカーソルを合わせ、表示される「...」メニューから「Rename」を選択

会話の削除:同じく「...」メニューから「Delete」を選択

会話のアーカイブ:「...」メニューから「Archive」で非表示に(後から復元可能)

Projects(プロジェクト)機能

ProjectsはClaude独自の強力な機能です。プロジェクトごとに設定をまとめて管理できます。

🔍 Projectsでできること

  • カスタム指示(System Prompt):プロジェクト内の全会話に適用されるAIへの指示を設定(例:「常に敬語で回答して」「私はPythonエンジニアです」)
  • ナレッジベース:参照ドキュメントをアップロードして、AIがその内容を踏まえて回答(例:社内マニュアルのPDF)
  • 会話の整理:関連する会話をプロジェクト内にまとめて管理

例えば「営業メール作成」プロジェクトを作り、会社のトーンガイドをアップロードし、「必ず丁寧な日本語ビジネスメールの形式で」という指示を設定しておくと、毎回指示しなくても一貫した品質のメールが作成できます。

② チャットエリア詳細

メッセージの表示

チャットエリアにはあなたのメッセージ(右側)とClaudeの回答(左側)が交互に表示されます。

Claudeの回答に対する操作

ボタン機能使い方
📋 コピー回答全体をクリップボードにコピーレポートやメールに貼り付けたいとき
🔄 再生成同じ入力で異なる回答を生成回答の品質が低い場合や別の表現がほしいとき
👍 / 👎回答のフィードバックAIの品質改善に貢献(任意)

Artifacts(アーティファクト)

ArtifactsはClaude独自の機能で、チャットの横に独立したコンテンツパネルを表示します。

📌 Artifactsが生成されるもの

  • コード:プログラムコードが構文ハイライト付きで表示
  • Webページ:HTMLをリアルタイムでプレビュー
  • SVG画像:ダイアグラムやチャートを表示
  • Mermaid図:フローチャートやシーケンス図
  • React コンポーネント:インタラクティブなUIをプレビュー
  • 文書:長い文書を独立パネルで表示

Artifactsは「コピー」「ダウンロード」ボタンで簡単に利用できます。

③ 入力エリア詳細

テキスト入力

下部の入力ボックスにメッセージを入力します。

操作ショートカット説明
送信Enter(Return)メッセージを送信
改行Shift + Enter送信せずに改行
過去の入力履歴↑キー(入力欄が空のとき)直前に送ったメッセージを呼び出す

ファイル添付

入力エリアの📎(クリップ)アイコンをクリックするか、ファイルを直接ドラッグ&ドロップして添付できます。

ファイル種類対応形式主な用途
画像PNG, JPG, GIF, WebP画像の分析・説明・OCR
文書PDF, TXT, DOCX, CSV文書の要約・分析・質問応答
コード各種プログラミングファイルコードレビュー・バグ修正
💡 便利テクニック:PDFのマニュアルをアップロードして「このマニュアルの内容に基づいて質問に答えてください」と指示すれば、Claude がマニュアルの内容を理解したうえで回答してくれます。

④ ヘッダー詳細

モデルの選択

ヘッダーでClaudeのモデルを切り替えられます(Proプランの場合)。

🔄 モデル切り替えの目安

Claude Sonnet(デフォルト):日常のほとんどのタスクに最適。迷ったらこれ。

Claude Haiku:簡単な質問や高速な応答が必要な場合。

Claude Opus:高度な分析、複雑なコーディング、重要な文書の作成時。

新規会話の開始

ヘッダーの「+」ボタンまたはショートカット Ctrl + Shift + O(Mac: Cmd + Shift + O)で新しい会話を開始できます。

キーボードショートカット一覧

ショートカット機能
Ctrl + Shift + O新しい会話を開始
Ctrl + Shift + Sサイドバーの表示/非表示
Ctrl + /ショートカット一覧を表示
Ctrl + Shift + C最後の回答をコピー
Ctrl + Shift + Backspace会話を削除

モバイルアプリの使い方

ClaudeはiOS・Android向けモバイルアプリも提供しています。

📱 モバイルアプリの特徴

  • カメラ連携:スマホのカメラで撮影した画像を直接分析(名刺、書類、ホワイトボードなど)
  • 音声入力:マイクボタンで音声でメッセージを入力
  • 会話の同期:PC版と同じアカウントでログインすれば会話が自動同期
  • プッシュ通知:長い処理の完了通知を受け取れる

App StoreまたはGoogle Playで「Claude」と検索してインストールしてください。

中級者向けヒント

🚀 パワーユーザー向けテクニック

  • System Prompt活用:Projects機能のカスタム指示で、毎回の指示を省略して効率化
  • マルチターン設計:最初のメッセージで背景・目的・制約を伝え、以降のメッセージで具体的な指示を段階的に与える
  • 会話のフォーク:途中から異なるアプローチを試したい場合、別の会話にコピペして分岐させる
  • マークダウン入力:入力テキストにマークダウン記法を使うと、Claudeが構造を理解しやすくなる
  • XMLタグ活用:<context>...</context> のようなタグで情報を構造化すると、指示の精度が上がる

やってみよう!

✏️ ワーク:画面操作を一通り試そう

  1. 新規会話を開始:「+」ボタンで新しい会話を作成
  2. メッセージ送信:「今日の日付を教えてください」と入力して送信
  3. 改行を試す:Shift+Enterで改行した複数行のメッセージを送信
  4. コピー機能:Claudeの回答をコピーしてメモ帳に貼り付け
  5. 再生成:回答の再生成ボタンを押して、異なる回答を確認
  6. ファイル添付:適当な画像ファイルをドラッグ&ドロップして「この画像について説明してください」と依頼
  7. サイドバー:サイドバーで会話のタイトルを変更してみる
  8. ショートカット:Ctrl + / でショートカット一覧を確認

全て試せたら、Claudeの基本操作はマスターです!

📝 このレッスンのまとめ

  • Claudeの画面はサイドバー・チャットエリア・入力エリア・ヘッダーの4エリア
  • Projects機能でカスタム指示とナレッジベースを設定できる
  • Artifacts機能でコード・文書・図を独立パネルで表示
  • ファイル添付で画像・PDF・コードを分析可能
  • キーボードショートカットで操作を効率化
  • モバイルアプリでカメラ連携・音声入力が利用可能