💻 Claude Code入門 | 📖 15分

はじめてのコマンド実行

Claude Codeを実際に使ってみよう

認証が完了したら、いよいよClaude Codeを実際に使ってみましょう。このレッスンでは、最初の30分間に試すべきコマンドを段階的に紹介します。簡単なものから始めて、徐々にClaude Codeの能力を体験していきましょう。

準備:練習用フォルダの作成

安全な練習環境を作ろう

既存のプロジェクトを誤って変更しないよう、練習用のフォルダを作りましょう。

# 練習用フォルダを作成して移動
mkdir ~/claude-practice
cd ~/claude-practice

# Claude Code を起動
claude

ステップ1:あいさつと自己紹介(1〜3分)

まずはClaude Codeに話しかけよう

> こんにちは!あなたは何ができますか?

Claude Codeの応答例:

こんにちは!私はClaude Codeです。ターミナル上で動作する
AIアシスタントで、以下のようなことができます:

- ファイルの読み書き・編集
- コードの生成・修正・リファクタリング
- シェルコマンドの実行
- Git操作
- プロジェクト構造の分析
- バグの特定と修正
...

何かお手伝いできることはありますか?

ステップ2:ファイル操作の基本(5〜10分)

コマンド1: ファイル一覧を見る

> 今いるフォルダのファイルを一覧で教えて

Claude Codeが ls コマンドを実行し、結果を教えてくれます。空のフォルダなら「ファイルはありません」と答えます。

コマンド2: テキストファイルを作る

> hello.txt というファイルを作って、中に
  「Claude Codeで作った最初のファイルです!」と書いて

パーミッション確認が表示されます:

Claude wants to create file: hello.txt
Allow? (y/n)

y を入力して Enter を押すと、ファイルが作成されます。

コマンド3: ファイルの中身を確認する

> hello.txt の中身を見せて

Claude Codeがファイルを読み込んで内容を表示します。

コマンド4: ファイルを編集する

> hello.txt に「作成日: 2026年3月6日」という行を追加して

Edit ツールを使って既存ファイルを更新します。変更内容が差分(diff)形式で表示されるので、何が変わるか確認できます。

ステップ3:コード生成を体験(10〜15分)

コマンド5: HTMLファイルを生成

> シンプルな自己紹介用Webページを作って。
  index.htmlファイルに、名前「テスト太郎」、
  趣味「プログラミング学習」を入れて。

Claude Codeが index.html を作成します。作成されたファイルをブラウザで開いて確認してみましょう。

コマンド6: Pythonスクリプトを作る

> 1から100までの合計を計算するPythonスクリプトを作って。
  ファイル名は sum.py で。
# Claude Codeが作成するコードの例
total = sum(range(1, 101))
print(f"1から100までの合計: {total}")

コマンド7: スクリプトを実行する

> sum.py を実行して結果を見せて

Claude Codeが python sum.py(または python3 sum.py)を実行し、結果を表示します。

$ python3 sum.py
1から100までの合計: 5050

コマンド8: コードを説明してもらう

> sum.py のコードを初心者向けに1行ずつ説明して

Claude Codeがコードを読み取り、各行の意味をわかりやすく解説してくれます。

ステップ4:コード修正・改善(5〜10分)

コマンド9: 機能を追加する

> sum.py を改良して、1からNまでの合計を計算するようにして。
  Nはユーザーがキーボードから入力する。
  入力値のバリデーションも入れて。

Claude Codeが既存のファイルを読み取り、変更を提案します。

コマンド10: バグを見つけて直す

> 以下のコードにバグがあります。見つけて直してください。

def greet(names):
    for name in names:
        print("Hello, " + name)

greet("Alice")

Claude Codeが「文字列を渡しているが、リストを期待している」問題を指摘し、修正案を提示します。

ステップ5:便利な操作を試す(5〜10分)

コマンド11: Git を初期化する

> このフォルダを Git リポジトリとして初期化して、
  今あるファイルを全部コミットして。
  コミットメッセージは「初回コミット:練習ファイル追加」で。

コマンド12: プロジェクト構造を分析

> このプロジェクトのファイル構成をツリー形式で表示して、
  各ファイルの役割も簡単に説明して

コマンド13: 複数ファイルを一括生成

> 簡単なToDoリストアプリを作って。
  index.html、style.css、app.js の3ファイルで。
  追加・削除・完了チェックの機能をつけて。

コマンド14: コードレビューを依頼

> app.js のコードをレビューして。
  改善点があれば指摘してください。

コマンド15: セッションの終了

キーボードで Ctrl+D を押して終了できます。

または Ctrl + C を2回押して終了できます。

パーミッション(許可)の仕組みを理解する

許可プロンプトへの応答方法

入力意味使いどころ
yこの1回だけ許可内容を確認して問題なければ
n拒否する意図しない変更の場合
alwaysこのセッション中は同種の操作を自動許可信頼できる作業を繰り返す場合

ファイル編集時には差分が表示されます:

Claude wants to edit file: sum.py

  1  | - total = sum(range(1, 101))
  1  | + n = int(input("数値を入力してください: "))
  2  | + total = sum(range(1, n + 1))
     |
  2  | - print(f"1から100までの合計: {total}")
  3  | + print(f"1から{n}までの合計: {total}")

Allow? (y/n)

赤い行(-)が削除される行、緑の行(+)が追加される行です。

Claude Codeの出力を読み解く

ツール使用の表示

Claude Codeが内部でツールを使うと、以下のように表示されます:

⏵ Read file: sum.py
⏵ Edit file: sum.py
⏵ Bash: python3 sum.py

これにより、AIが何をしているのか常に確認できます。「ブラックボックス」ではなく、透明性のある操作です。

中級者向けヒント

  • スラッシュコマンドを覚えると効率が上がります:
    コマンド機能
    /helpヘルプを表示
    /clear会話履歴をクリア
    /compact会話を要約して圧縮
    /cost現在のセッションの利用コストを表示
    Ctrl+Dセッションを終了
  • コマンドライン引数で直接指示を渡すことも可能:
    # 対話モードに入らずに1回だけ実行
    claude -p "このフォルダのファイル一覧を教えて"

まとめ ― 最初の30分でやること

  1. 練習フォルダを作る(既存プロジェクトを保護)
  2. あいさつして機能を確認(Claude Codeの能力を知る)
  3. ファイルの作成・読み取り・編集を体験する
  4. コードの生成と実行を試す
  5. パーミッション確認の仕組みを理解する
  6. Gitの初期化で変更管理の安心感を得る

やってみよう

以下の一連の操作を実際にやってみましょう(所要時間:約15分)

  1. mkdir ~/claude-practice && cd ~/claude-practice で練習フォルダを作成
  2. claude で起動
  3. 「じゃんけんゲームをPythonで作って」と指示
  4. 作成されたコードを実行してみる
  5. 「コンピュータが勝率を表示する機能を追加して」と改良を依頼
  6. 改良後のコードを実行して動作を確認
  7. Ctrl+D で終了

これで、Claude Codeの基本的な使い方がマスターできます!