💻 Claude Code入門 | 📖 6分

GitとClaude Code ― バージョン管理の基本

なぜバージョン管理が重要なのか

Gitは世界で最も使われているバージョン管理システムです。コードの変更履歴を記録し、いつでも過去の状態に戻せるようにします。Claude CodeはGitと深く統合されており、バージョン管理を意識した開発を自然に行えます。

Gitの基本概念

用語意味日常の例え
リポジトリ(repository)プロジェクトの変更履歴を保存する場所書類のファイルキャビネット
コミット(commit)変更のスナップショットを記録書類のコピーを保存
ブランチ(branch)独立した作業ライン書類の別バージョンを並行作成
マージ(merge)ブランチを統合別バージョンの書類を一つにまとめる
ステージング(staging)次のコミットに含める変更を選択保存する書類を選び出す

Claude CodeでのGit操作

Claude Codeは自然言語でGit操作を指示できます。

リポジトリの初期化

> このプロジェクトをGitで管理してください。
  .gitignoreも適切に設定してください。

Claude Codeは以下を自動で行います。

  • git init でリポジトリを初期化
  • プロジェクトの技術スタックに合った .gitignore を作成
  • 初期コミットを作成

変更の確認とコミット

# 変更状況の確認
> 現在の変更状況を教えてください

# コミットの作成
> 変更をコミットしてください。適切なコミットメッセージをつけてください

# 変更差分の確認
> 前回のコミットからの変更内容を詳しく教えてください

変更履歴の確認

# コミット履歴の確認
> 最近のコミット履歴を見せてください

# 特定のコミットの内容確認
> 直前のコミットで何が変更されたか教えてください

.gitignoreの重要性

バージョン管理に含めるべきでないファイルを .gitignore で指定します。

# .gitignore の例
node_modules/          # 依存パッケージ(npm installで復元可能)
.env                   # 環境変数(パスワード等を含む)
*.log                  # ログファイル
dist/                  # ビルド成果物
.DS_Store              # macOSのシステムファイル
Thumbs.db              # Windowsのサムネイルキャッシュ

Claude CodeがGitを活用する場面

  • ファイル変更前の安全策: Claude Codeが大きな変更を加える前に、現在の状態をコミットしておくことを提案することがあります
  • 変更の追跡: git diff を使って、Claude Codeが行った変更を正確に把握できます
  • 元に戻す: Claude Codeの変更が期待通りでなかった場合、git checkout で元に戻せます
💡 キーポイント: Claude Codeで開発を始める前に、まず git init でバージョン管理を開始しましょう。作業の各段階でコミットしておけば、いつでも安全に元に戻せます。Claude Codeに「コミットして」と指示するだけで、適切なメッセージ付きのコミットを作成してくれます。