💬 Claude&Claude Code 実践活用術 | 📖 7分

CLAUDE.mdとメモリでプロジェクトを制御する

CLAUDE.mdとメモリでプロジェクトを完全制御する

Claude Codeには、セッション間で知識を保持する2つのメカニズムがあります。CLAUDE.mdファイル(あなたが書く指示)と自動メモリ(Claudeが自動的に書くメモ)です。

CLAUDE.mdの階層と優先度

CLAUDE.mdファイルは複数の場所に配置でき、より具体的な場所が優先されます。

スコープ場所用途
管理ポリシーOS固有の場所
(Win: C:\Program Files\ClaudeCode\CLAUDE.md)
組織全体の必須ルール
プロジェクト./CLAUDE.md or ./.claude/CLAUDE.mdチーム共有の指示
ユーザー~/.claude/CLAUDE.md個人的な好み(全プロジェクト)
ローカル./CLAUDE.local.md個人的なプロジェクト固有設定

@pathインポート

CLAUDE.md内で@path/to/file構文を使って別ファイルの内容をインポートできます。相対パスはCLAUDE.mdファイルからの相対位置で解決されます。最大深度は5ホップの再帰インポートが可能です。

# CLAUDE.md の中で
プロジェクト概要は @README を参照。
npm コマンドは @package.json を参照。
Git規約は @docs/git-instructions.md に従う。

.claude/rules/ でパス固有ルール

.claude/rules/ディレクトリにMarkdownファイルを配置し、YAMLフロントマターのpathsフィールドでファイルパターンを指定すると、そのパターンに一致するファイル操作時にのみルールが適用されます。

---
paths:
  - "src/**/*.{ts,tsx}"
  - "tests/**/*.test.ts"
---

TypeScriptファイルでは2スペースインデント、strict modeを使用する。

自動メモリの仕組み

自動メモリはデフォルトで有効です。Claudeが作業中に有用な情報を~/.claude/projects/<project>/memory/に自動保存します。

  • MEMORY.mdの最初の200行がすべてのセッション開始時に読み込まれる
  • 詳細なメモは別のトピックファイル(debugging.md等)に分けて管理
  • /memoryコマンドで閲覧・編集・オン/オフ切替が可能
  • 「常にbunを使って」のように頼むとClaudeが自動メモリに保存する

効果的なCLAUDE.mdのコツ

  • 200行以下を目標に、詳細は別ファイルに@importする
  • 具体的で検証可能な指示を書く
  • 矛盾する指示を定期的にチェックして削除する
  • /compact後もCLAUDE.mdはディスクから再読み込みされるため永続する