💬 Claude&Claude Code 実践活用術
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CLAUDE.mdとメモリでプロジェクトを制御する
CLAUDE.mdとメモリでプロジェクトを完全制御する
Claude Codeには、セッション間で知識を保持する2つのメカニズムがあります。CLAUDE.mdファイル(あなたが書く指示)と自動メモリ(Claudeが自動的に書くメモ)です。
CLAUDE.mdの階層と優先度
CLAUDE.mdファイルは複数の場所に配置でき、より具体的な場所が優先されます。
| スコープ | 場所 | 用途 |
|---|---|---|
| 管理ポリシー | OS固有の場所 (Win: C:\Program Files\ClaudeCode\CLAUDE.md) | 組織全体の必須ルール |
| プロジェクト | ./CLAUDE.md or ./.claude/CLAUDE.md | チーム共有の指示 |
| ユーザー | ~/.claude/CLAUDE.md | 個人的な好み(全プロジェクト) |
| ローカル | ./CLAUDE.local.md | 個人的なプロジェクト固有設定 |
@pathインポート
CLAUDE.md内で@path/to/file構文を使って別ファイルの内容をインポートできます。相対パスはCLAUDE.mdファイルからの相対位置で解決されます。最大深度は5ホップの再帰インポートが可能です。
# CLAUDE.md の中で
プロジェクト概要は @README を参照。
npm コマンドは @package.json を参照。
Git規約は @docs/git-instructions.md に従う。
.claude/rules/ でパス固有ルール
.claude/rules/ディレクトリにMarkdownファイルを配置し、YAMLフロントマターのpathsフィールドでファイルパターンを指定すると、そのパターンに一致するファイル操作時にのみルールが適用されます。
---
paths:
- "src/**/*.{ts,tsx}"
- "tests/**/*.test.ts"
---
TypeScriptファイルでは2スペースインデント、strict modeを使用する。
自動メモリの仕組み
自動メモリはデフォルトで有効です。Claudeが作業中に有用な情報を~/.claude/projects/<project>/memory/に自動保存します。
MEMORY.mdの最初の200行がすべてのセッション開始時に読み込まれる- 詳細なメモは別のトピックファイル(
debugging.md等)に分けて管理 /memoryコマンドで閲覧・編集・オン/オフ切替が可能- 「常にbunを使って」のように頼むとClaudeが自動メモリに保存する
効果的なCLAUDE.mdのコツ
- 200行以下を目標に、詳細は別ファイルに@importする
- 具体的で検証可能な指示を書く
- 矛盾する指示を定期的にチェックして削除する
/compact後もCLAUDE.mdはディスクから再読み込みされるため永続する