🚀 DX推進 第5章-1節

IT導入補助金

IT導入補助金の活用

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールを導入する際の費用を補助する制度です。経済産業省が所管し、中小企業のDX推進を後押しする重要な支援制度として、毎年多くの企業に活用されています。

制度の概要

IT導入補助金は複数の申請枠が用意されており、企業のニーズに合わせて選択できます。

申請枠補助率補助上限額対象
通常枠1/2以内5万円〜450万円ソフトウェア、クラウド利用料、導入関連費
インボイス枠(電子取引類型)2/3〜3/4〜350万円インボイス対応の会計・受発注・決済ソフト
インボイス枠(電子取引類型以外)1/2〜3/4〜50万円(PC等含む)レジ、PC、タブレット等のハードウェア
セキュリティ対策推進枠1/2以内5万円〜100万円サイバーセキュリティ対策ツール
複数社連携IT導入枠1/2〜2/33,000万円商業集積地等で複数企業が共同導入

※補助率・上限額は年度によって変更される場合があります。最新情報はIT導入補助金の公式サイトで確認してください。

対象ツール

IT導入補助金の対象となるITツールは、事前にIT導入支援事業者が事務局に登録したものに限られます。主な対象カテゴリは以下の通りです。

  • ソフトウェア:会計ソフト、勤怠管理、顧客管理(CRM)、販売管理、グループウェア等
  • クラウドサービス:SaaS型のITツール(最大2年分のクラウド利用料が対象)
  • 導入コンサルティング:ITツール導入に伴うコンサルティング費用
  • ハードウェア:PC・タブレット・レジ(インボイス枠の一部で対象)

申請手順

  1. IT導入支援事業者の選定:自社のニーズに合うITツールを扱う支援事業者を選ぶ
  2. gBizIDプライムの取得:申請に必要なアカウントを事前に取得(2週間程度かかる)
  3. SECURITY ACTIONの宣言:IPAの「SECURITY ACTION」で一つ星以上を宣言
  4. 交付申請:IT導入支援事業者と共同で交付申請書を作成・提出
  5. 交付決定:事務局から交付決定通知を受領(この後に契約・導入を開始)
  6. ITツールの導入:契約・納品・支払い(交付決定前の契約は対象外)
  7. 事業実績報告:導入完了後に実績報告を提出
  8. 補助金の受領:確定検査後に補助金が支給される

重要な注意点:交付決定の通知が届く前に契約や発注を行うと補助金の対象外になります。必ず交付決定を受けてから契約手続きに進みましょう。