💻 IT基礎知識 第1章-3節

コンピュータの種類と形態

コンピュータの種類と形態

一口に「コンピュータ」と言っても、用途や規模によって多様な種類があります。情シスとして社内のIT環境を管理するには、それぞれの特性を理解し、適切な機器を選定できることが重要です。

規模による分類

種類特徴中小企業での関わり
スーパーコンピュータ超高速演算。科学技術計算向け直接関わることは少ない
メインフレーム大規模バッチ処理。金融・官公庁取引先が利用している場合あり
サーバーネットワークサービスを提供ファイルサーバ、Webサーバ等で管理
ワークステーション高性能PC。CAD・動画編集向け設計部門等で利用
パーソナルコンピュータ一般業務用途全従業員が使用。管理の中心

形態による分類

  • デスクトップPC:据え置き型。拡張性・コスパに優れ、オフィスの固定席向け
  • ノートPC:携帯型。テレワーク・外出先で利用。近年は業務PCの主流
  • タブレット:タッチ操作。営業・現場作業での情報参照に便利
  • シンクライアント:最低限の機能のみ持ち、サーバ側で処理。セキュリティに優れる

組み込みシステムとIoT

家電・自動車・工場の制御機器などに組み込まれた小型コンピュータを組み込みシステムと呼びます。近年は、これらがネットワークに接続されるIoT(Internet of Things)が広がっています。

  • 情シスへの影響:複合機、入退室管理システム、IP電話、監視カメラなど、社内にも多数のIoT機器が存在する
  • 管理上の注意:ファームウェアの更新、ネットワーク分離(VLAN)、初期パスワードの変更が重要

中小企業の情シスが管理する機器は、PCだけではありません。ネットワークに接続されるすべての機器を把握し、資産台帳に記録しておくことが管理の第一歩です。