💻 IT基礎知識 第2章-3節

入出力装置と業務PC選定

入出力装置と業務PC選定

入力装置と出力装置は、人間とコンピュータをつなぐインタフェースです。また、情シスの重要な業務の一つが業務PCの選定です。ここでは主要な入出力装置と、PC選定の実務的なポイントを学びます。

主な入力装置

  • キーボード・マウス:最も基本的な入力装置。業務用途ではUSB接続が主流
  • スキャナ:紙の文書を電子化。複合機に内蔵されていることが多い
  • バーコードリーダー:在庫管理・資産管理で活用
  • Webカメラ・マイク:Web会議で必須。ノートPCには内蔵されている

主な出力装置

  • ディスプレイ:解像度(Full HD/4K)、サイズ(24〜27インチが業務向き)、パネル方式(IPS推奨)
  • プリンタ:レーザー(大量印刷向き)とインクジェット(写真・カラー向き)
  • プロジェクタ:会議室での投影用

インタフェース規格

規格用途速度
USB 3.2 Gen 1周辺機器接続5Gbps
USB 3.2 Gen 2高速データ転送10Gbps
USB4 / Thunderbolt 4高速転送・映像出力・充電40Gbps
HDMI映像・音声出力映像出力が主
DisplayPort映像出力(マルチモニタ対応)映像出力が主

業務PC選定のポイント

情シスがPCを選定する際に確認すべき項目を整理します。

  1. 利用者の業務内容:事務・開発・デザイン等で必要スペックが異なる
  2. CPU・メモリ・ストレージ:前節の目安を参考に最低スペックを定める
  3. OS:Windows Pro(ドメイン参加・BitLocker対応)が法人では標準
  4. 保証・サポート:法人向けオンサイト保証3〜5年が望ましい
  5. 管理性:vPro対応(リモート管理)、TPM 2.0搭載(セキュリティ要件)
  6. 調達・統一:機種を統一すると管理コスト・備品在庫の負担が減る

PC選定は「スペックが高ければ良い」ではなく、業務要件・予算・管理コストのバランスを取ることが重要です。選定基準を文書化しておくと、後任への引き継ぎや上長への説明がスムーズになります。