OSの歴史
OSの歴史
OSの歴史を知ることで、現在のシステムがどのような経緯で今の形になったかを理解できます。お客様先で古いシステムに出会った際にも、背景知識として役立ちます。
バッチ処理からタイムシェアリングへ
コンピュータ黎明期(1950年代)にはOSが存在せず、人間がスイッチやパンチカードで直接操作していました。
- 1950年代:バッチ処理 - プログラムをまとめて順次実行。人手で切り替え
- 1960年代:タイムシェアリング(TSS) - 1台のコンピュータを複数人が同時利用。Unixの原型
- 1970年代:Unix誕生 - AT&Tベル研究所でC言語とともに開発。マルチユーザー・マルチタスクOS
パーソナルコンピュータとOSの普及
| 年代 | OS | 特徴 |
|---|---|---|
| 1981年 | MS-DOS | IBM PC向け。CUI。Microsoftの原点 |
| 1984年 | Mac OS(System 1) | AppleのGUI OS。マウス操作を一般に普及 |
| 1995年 | Windows 95 | GUI+インターネット対応。爆発的に普及 |
| 2001年 | Windows XP | NT系統合。安定性向上。企業で長期利用 |
| 2001年 | Mac OS X | Unix(BSD)ベースに刷新 |
| 2015年 | Windows 10 | WaaS(サービスとしてのWindows)。継続更新 |
| 2021年 | Windows 11 | TPM 2.0必須。UI刷新 |
企業でのOS変遷
中小企業の情シスとして知っておくべきポイントです。
- サポート終了(EOS):セキュリティ更新が停止するため、計画的な移行が必要。Windows 10は2025年10月にサポートが終了した
- レガシーシステム:古いOSでしか動かない業務アプリが残っている場合、仮想化で延命するか、アプリの移行を検討する
- バージョン統一:社内でOSバージョンが混在するとグループポリシーの適用やトラブル対応が複雑になる
✅ 完了済み